5月20日 広島−中日
(佐賀・みどりの森県営野球場)

(神奈川県・ももピッ!)

「初夏」を想わせる快晴の日曜日、「みどりの森県営野球場」へ行って参りました。

当日朝購入した「佐賀新聞」には、前日の“県内初ナイター”の記事が1面に。結構盛況だったようで「今日は満員か?」と思ってしまった。

球場正面にある当日券売場へ近づくと、「当日券購入の方は申込書に記入して下さい」のお知らせが。たしかに「みどりの窓口」だ。

一塁側内野A(4200円)のところに“1枚”、あと氏名を書き窓口の人に渡す。そして名前が呼ばれたらとなりの窓口で券を受け取る。

バックネット裏からやや一塁よりの上段で屋根の下。打球の行方が見やすい位置でした。座席そのものはS席はイス席、A、B席はベンチシート。外野は芝生。

試合開始直前にスラィリーが登場し場内を盛り上げる。始球式のすばらしい「ストライク」にさらに場内盛り上る。先発は広島・長谷川、中日・武田。

2回表にゴメス二塁打、立浪シングルヒットの後、ティモンズ犠牲フライであっさり1点先制。しかし山崎武が併殺でチェンジ。

5回表終了まで中日6安打に対し広島は1安打。どちらかと言えば“打てない中日”と“走者は出すが点が取れなかった広島”とイメージしていたので、この時は「武田の完封&中日の快勝」を予想していた。

ということで、5回裏、広島の攻撃が始まると席を立ち場内を散策するために歩く。すると、先頭打者のロペスが同点ホームラン。席へ戻ってじっくり観た方が良さそうだ。

野村、廣瀬が連続ヒット、続く倉が送りバント失敗で1死1、2塁。ここで“なんとかおさえている”長谷川に代えて代打浅井。思いきった采配だが浅井がレフト前ポテンヒットで勝ち越し。次打者の東出のセカンドゴロでこの回3点目。

5回終了後スラィリーが自転車でグラウンド1周、最後に走行中の自転車がブッ倒れて(自転車が)タンカで運ばれるというアクシデント(?)。

7回裏、野村ライト前ヒット、廣瀬は5回につづきバントを空振りの後ヒット。玉木の代打嶋四球で無死満塁になったところで、3塁走者野村に代走。佐賀出身の「代走屋」福地が告げられると大歓声。しかしその甲斐もなく西山三振。東出のセカンドゴロも立浪の好守に阻まれ、本塁フォースアウト。ディアスファーストフライで無得点に終わる。

8回裏、廣瀬のタイムリーヒットで1点を追加。次打者は8回表からサードに入っている佐賀出身の兵藤。大歓声の後につづき「打ってくれよ!」の声が。それに応えるように初球打ちだがライトフライ。

9回表、シュールストロムが登板。スコアボードは“シュールスト”となっていた。私の後ろのオジサン「最後に兵藤のとこへ(打球が)とんで(試合が)終わらんかな」と連れのオジサンに話す。2死1、2塁で代打井上なんとサードゴロ。兵藤丁寧にさばき試合終了。

中日の5併殺のおかげ(?)で試合が早く終わったので、再度球場散策を。バックネット裏の最上段に放送用ブースが2つ。片方には達川光男氏(テレビ新広島)、もう片方には三村敏之氏(中国放送)が居られました。手前には放送席が設けられ近藤真一氏(テレビ愛知)の姿が。広島と名古屋ではテレビ中継があるようだ。

試合終了してから多少時間は経っているのですが、売店では売れ残ったお弁当や食べ物が半額で売られていました。

私にとって、地方球場の公式戦初観戦となった「みどりの森県営野球場」は両翼99m、中堅122m、天然芝の16500人収容。佐賀バスセンターからバス約20分「森林公園前」下車。「森林公園」の中にあります。“九州の球団”を公言しているダイエーには公式戦を定期開催して欲しいものである。

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