8月21日 ロッテ−近鉄
(宮城球場)

(山梨県・早乙女修牙)

8月17日から22日にかけて稚内・仙台に1泊5日で旅行してきた。稚内に行ったのは自分が出演した舞台に関する用事だったのだが(それでも、函館オーシャンスタジアムに行ったり、樺太の豊原市に野球場があったことを確認したり、稚内市営球場を訪ねたりとダラ球会員らしい事をけっこうしていたが)、仙台には野球観戦が第一目的でやって来たのである。仙台には去年の夏にも千葉ロッテの試合を観戦する為に三陸旅行の帰りにやって来たのだが、台風接近の為、泣く泣く観戦を断念したのである。

12時30分、一関から東北本線の上り列車で仙台着。地下鉄・勾頭台公園駅近くにあるフォーラス地下の「北京餃子」で食事をしたり、仙石線を乗り歩いたりした後、16時30分頃に仙台宮城球場最寄駅の宮城野原駅に降り立った。

仙石線は以前はこの辺は地上を走っていたのだが、今はこの駅も地下化されている。地上に上がり苦労する事もなく宮城球場を発見。あまり評判の良くない球場だが、思っていたより外観はきれいだ。チケットを買い、小坂と仙台特製のピンバッジを貰う。正面の売店では、両チームの他にタイガース、ジャイアンツ等他球団のグッズも売っている。

芝生(と言うか土手)の外野席に入ると、まだ5時前だがけっこう観客は入っている。レフトスタンドのBuファンも思っていたよりずっと多い。

両チームのスターティングメンバーは先攻のバファローズ 9鷹野 4高須 7ローズ 5中村 3吉岡 D北川 8大村 6阿部 2古久保 P高村
後攻のマリーンズ 6小坂 8サブロー 3福浦 Dメイ 5初芝 9立川 7諸積 2清水将 4渡辺正 P加藤

1回表 鷹野センターに5号先頭打者ホームラン!、高須ファースト内野安打、
     今日誕生日のローズレフトライナー、中村1-0からレフトに29号ホームラン
     大丈夫なのか? 康介。いきなり2本打たれて大丈夫な訳ないか、
     吉岡ショートゴロ、北川を三振で3点でチェンジ

1回裏 小坂ショートゴロ、サブローセカンド内野安打の後
     福浦ライトに6号ツーランホームラン
     メイセンター前ヒット、初芝ライトライナー、立川センターフライ
     早速2点返したマリーンズ、これで試合の行方もまだわからなくなった。   

2回表 加藤康介立ち直るか、典型的な康介の負けパターンか
     大村、阿部、古久保3人共、空振り三振、下位打線とはいえ、これがきっかけとなるか
      
2回裏 諸積、清水ショートゴロ、渡辺ライトファールフライ
     ところで、スコアボードには9人分のスペースしかない、
     投手はどこに表示するのかと思っていたら、守備時には指名打者の所に投手の名前が入るのであった。
     これは、けっこう考えたなと思う。

3回表 鷹野セカンドゴロ 高須ショートゴロ、ローズ見逃し三振 
     完全に立ち直った・・・のかもしれない

4回裏 立川センターフライ、諸積ファーストゴロ、清水レフト前ヒット
     渡辺レフトに2号逆転2ランホームラン。
     ちなみに正人のプロ初ホームランも自分はマリンスタジアムで見ている。
     小坂セカンドゴロでチェンジ。

5回表 さて、逆転して加藤のピッチングは変わるか?
     大村セカンドゴロ、阿部サードゴロ、古久保ショートゴロ
     立ち直り振りは変わらなかった。

5回裏 サブローショートゴロ、福浦ライトにポテン二塁打、メイライトに17号ホームラン
     まさかのホームラン攻勢で6-3、初芝、立川共にライトフライでチェンジ。

6回表 鷹野、高須2者連続空振り三振、
     ローズのセンターへ抜けそうなセカンドゴロを正人がファインプレーでバファローズまたも無得点。

6回裏 Buのピッチャー高木に交代、ピンチヒッター大塚レフトフライ、清水ファーストゴロ、
     渡辺正人レフト前ヒットの後盗塁も成功するが、地元で力が入り過ぎているのか小坂空振り三振で0点。

7回表 中村見逃し三振、吉岡センター前ヒット、北川空振り三振、
     大村レフトオーバーのシングルヒットでランナー1・3塁
     しかし、阿部を空振り三振にとりチェンジ。康介の奪三振ショーは続く

7回裏 仙台の友人の娘さん(2歳)を抱っこし、子守りをしながらの応援
     サブロー二塁打、福浦のセカンドゴロで三塁進塁、メイライト前にタイムリーヒット
     7-3。ピッチャー三沢に交代、初芝またしてもライトフライ、立川ショートゴロで
     1点止まり。
     子守りをして、応援しながら、メモをとるのもやれば、出来るものだ。

8回表 初芝に代わりサードに酒井が入る、
     ピンチヒッター森谷の打球をライト立川ファインプレー、鷹野もライトフライ、
     高須には初球をセンター前に弾き返されるがローズを2-3から空振り三振にとりチェンジ。

8回裏 森谷がそのままセンターに入り、1番キャッチャーには的山、センターの大村がライトにまわった。
     ライトスタンドのマリーンズファンが「青葉城恋唄」と「みちのくひとり旅」を歌っている間に大塚空振り三振、
     清水も空振り三振、正人フォアボールで出塁、ピッチャー吉田豊彦に交代、正人またも盗塁成功、送球逸れて三進
     しかし小坂はバットを折られピッチャーゴロ。

9回表 ピッチャー、シコースキーにスイッチ。
     中村ライト前ヒット 吉岡センターフライ 代打川口投手強襲ヒット、
     ピッチャー小林雅英に交代、しかし大村レフト線二塁打、1点返して7-4
     バファローズ代打攻勢、礒部セカンドゴロ、さらに1点追加7-5
     ピンチヒッター益田見逃し三振で7-5で試合終了。
     勝利投手加藤、セーブ小林雅、敗戦投手高村であった。 

試合が終るとスコアボードが速攻で片付けられていく、スタンドの外へ出て、友人達とダラ球会のよしたにさんを交えて仙台駅近くの海鮮焼きの店で飲む。野球の話しをしながら三陸の海の幸を満喫。

自分の帰りのバスの発車時間が近づいてきたので、店を後にする。0時10分発の予定なのだが、バスがなかなか来ない。同じバスに乗車するマリーンズファンの皆さんとしばしお祝い。やはり、東京方面から来た人が他にも居た。

バスがようやく来て、仙台を後にする。夜行列車・バスに4泊というキツイ日程であったが、そんなに疲れはなかった。仙台にもまた行きたいし、次の旅行の機会には是非、北海道初観戦を果たしたいものである。

戻る

inserted by FC2 system