3月21日 ロッテ−ダイエー〜オープン戦
(千葉マリンスタジアム)

(山梨県・早乙女修牙)

3月16日から23日まで千葉マリンスタジアムで19日・22日を除き千葉ロッテマリーンズのオープン戦6連戦が行なわれた。マリーンズのオープン戦を観戦出来るのは20日か21日しかないので、 21日に出かける事にした。

青春18きっぷで9時過ぎに自宅最寄駅を出発、プレナ幕張のマリーンズボールパーク前のシャトルバスの列に並ぶ。どうやらこのバスは今季から有料(100円)となるようだ。マリンスタジアムには試合開始15分前くらいに到着、天気はいいのだがやはり今日も風が強い。

オープン戦なので、通常はS席にあたる特別内野自由席を購入して場内へ入る。スタンドにはちばテレビでマリーンズ戦の実況をやっている友人のK君が居たので隣りに座らせてもらう。すると去年でマリーンズを退団した伊与田選手がスタンドを歩いているのを見かけた。

スターティングメンバーは、先行のホークスが8柴原 5吉本 4井口 3松中 2城島 7バルデス Dズレータ 9井手 6本間 P新垣

吉本はどう考えても2番タイプではないが、川アが復帰したらそのまま2番サードに入ると思われる。

後攻のマリーンズが8波留 3福浦 4堀 D李 7ベニー 5フランコ 9立川 2清水将 6小坂 P清水直

新外国人選手3人がどのようなプレーを見せてくれるか楽しみだ。

1回表 2アウトから井口二塁打で出塁、松中レフトフライでチェンジ。と思ったら、清水がセットポジションでの静止不十分でボークの判定。バレンタイン監督が怒って飛び出して来て球審に詰め寄る。この審判は前任の山本監督とも折り合いが悪かった。ロッテと余程相性が悪いのかもしれない。判定が覆る訳もなく、バレンタイン監督スタンドまで聞こえる大声で不満を英語で捲し立てながらベンチに下がる。

打ち直しの松中ライト前にタイムリーを放ち三塁に進んでいた井口がホームイン。続く城島もレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打バルデスもサードへのタイムリー内野安打。記録はヒットになったが、フランコの一塁への送球が高く逸れた。ズレータ空振り三振でやっとチェンジ。清水直は無失点で済むところが、ボークで3点を失ってしまった。

1回裏 波留サードゴロ、福浦ライト前ヒット、清水直も速いが新垣はもっと速い。ストレートは常時140km/hを計測する。堀は四球でランナー1,2塁。李ライト前ヒットで満塁、ここでベニーがレフトへのタイムリー二塁打で2点返した。フランコスリーボールから四球かと思ったらストライクの判定、 目でバレンタイン監督を呼ぶが登場なし。それでもレフトへの犠牲フライで3−3の同点。立川サードゴロでチェンジ。

2回裏 清水セカンドゴロ、小坂センターフライ。しかしここから波留ライト前ヒット、福浦フォアボール、堀デッドボールで満塁 4番の李登場で場内盛り上がるがショートフライで無得点

4回表 2アウトから本間がレフト前ヒットで出塁、柴原もライト前ヒットで続き、吉本がレフト線に勝ち越し2点タイムリー二塁打。井口もセンターオーバータイムリー二塁打でこの回計3点。松中ファーストゴロでようやくチェンジ。

4回裏 ライトスタンドが騒がしい。どうやら伊与田がライトスタンドに行ったようで、伊与田コールが興っている。試合は清水将センターフライ、小坂フォアボール、波留送りバント、福浦フォアボール、堀センターフライでまたも無得点。

5回表 バッテリーはピッチャーミンチー、キャッチャー里崎に交代。1アウトからバルデスに右中間を破る二塁打を打たれたものの、ズレータをセカンドフライ、井手センターフライに討ち取った。年齢による衰えが心配だったが、これを見る限りはミンチーののらりくらり投法は 健在のようだ

5回裏 ピッチャーは斉藤和巳に交代。斉藤姓はホークスには1人しかいないのに、何故かスコアボードの表記も斉藤和巳とフルネームである。 斉藤は同じくフルネーム表記の李をセンターフライ。ベニーにはフォアボールを与えたがフランコをショートゴロ、立川を空振り三振に討ち取った。

6回裏 1アウトから小坂がセカンドの横を抜けるヒットで出塁。波留もライト前ヒットで続いたが福浦ファーストライナー、堀セカンドゴロでまたもランナーを出しながら無得点。

7回裏 ピッチャーは新外国人のグーリン。ライトに宮地が入り、井手はレフトに周った。左バッターは打ち難そうな腕の長いサウスポー投手である。 李ライトライナー、ベニー大きなファウルの後、ファーストフライ。フランコセンターフライ。グーリンは迫力には欠けるがちょっと打ちづらそうだ。

8回表 先頭の本間レフトオーバーの二塁打、柴原ファーストゴロで本間は三塁に進塁。吉本ライトへの犠飛で追加点。井口もレフト前ヒット、代走が起用され稲嶺が出て来たが、場内アナウンスは瑞季がアナウンスされた。背番号かメンバー表をウグイス嬢が見間違えたのだろうが、瑞季はベンチの中でさぞや慌てた事だろう。

8回裏 セカンドに稲嶺がそのまま入った。立川フォアボール、里崎ショートゴロ併殺打。小坂に代わりピンチヒッター初芝。初芝にはランナーが居る状況で出て来て欲しかった。初芝はフォアボールを選びピンチランナー渡辺正人。波留ショートゴロ。

9回表 ショートに渡辺正人が入り、ピッチャー小林雅英。城島ショートゴロ。宮地のショートへの当たりを正人捕れずセンター前ヒット。ズレータレフト前ヒット。代走が告げられ今度は本当に端季。代打出口セカンドゴロ併殺に倒れ無得点。

9回裏 ピッチャーは抑え候補のルーキー竹岡。サイドハンドからの投球で福浦をセカンドゴロ、代打の橋本をレフトフライ、李をセカンドフライに討ち取り7−3、ホークスの勝利で試合終了。マリーンズにとっては6安打8四死球を選びながら初回の3点のみに終わると言う残念な試合となってしまった。  

この後一旦、京葉線で千葉ポートアリーナに向かい、ジェフ市原とマリーンズ合同のパネル展示を見に行き、海浜幕張に戻った。すると向こうからマリーンズの園川コーチが歩いて来るではないか。思わず声を掛けて握手をしてもらった。

そして再びプレナ幕張に行き、二階にあるバレンタイン神社の見学。さっきは人が沢山いて近付く事が出来なかったが、今は船橋にある ららぽーとでバレンタイン監督出演のトークショーが行なわれているので、マリーンズファンは然程多くない。携帯で神社の写真を撮っている人は多かったが実際に参拝をしている人は見掛けられなかった。

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