11月22日　U-26 NPB選抜−大学日本選抜（東京ドーム）

（山梨県・早乙女修牙）

2009年11月22日（日）、東京ドームで行われた U-26NPB選抜・SAMURAI JAPAN対大学日本選抜チームの試合を観て来ました。

↓22番ゲート

開催記念グッズ売場

開催記念丁シャツ

場内の様子、まだ開始2時間前ですが、チケットは当日券が出ない程の売れ行きでお客さんの出足も早かったです。

両チームスターティングメンバーです。見方はポジション・氏名・所属・この試合での背番号の順です。 プロのＯＡはオーバーエイジ枠の選手。

大学日本代表

監督　榎本保 近畿大学 ３０

コーチ
應武篤良 早稲田大学 ４０
横井人輝 東海大学 　５０
古川祐一 神奈川大学 ５５


８伊志嶺翔大 東海大　２
６多木裕史 　法政大　２８
７土生翔平 　早稲田大　９
Ｄ若松政弘 　近畿大　２６
９越前一樹 　立正大　２４
５荒木郁也 　明治大　６
３萩原圭悟 　関西学院大４
２小池翔大 　青山学院大２２
４林�ｱ 遼 　 東洋大　８
Ｐ斎藤佑樹 　早稲田大１

Ｕ−２６ＮＰＢ選抜SAMURAIJAPAN

監督　高田繁 東京ヤクルトスワローズ ８８

コーチ
佐藤義則　東北楽天ゴールデンイーグルス ７１
岡田彰布オリックスバファローズ ８０
原 辰徳 読売ジャイアンツ ８３
野村謙二郎　 広島東洋カープ　７７

６坂本勇人 読売ジャイアンツ　６
８松本哲也 読売ジャイアンツ　６４
７天谷宗一郎 広島東洋カープ　４９
５新井貴浩 阪神タイガース　２５　ＯＡ
９亀井義行 読売ジャイアンツ　９　ＯＡ
４田中浩康 東京ヤクルトスワローズ　７ＯＡ
３岡田貴弘 オリックスバファローズ　５５
Ｄ中田 翔 北海道日本ハムファイターズ　５
２銀仁朗 埼玉西武ライオンズ　２
Ｐ前田健太　広島東洋カープ　１８

両チーム整列、尚ユニフォームは大学がホーム用の白、 プロがビジター用の紺の日本代表のユニフォームでした。

鳩山首相の始球式・山なりのボールでしたがストライクでした。

１回表

伊志嶺、初球をファーストファウルフライ、
多木三球三振、
土生レフトフライ
前田は大学選抜を難無く抑える。
ただ先発投手が楽天イーグルスのマー君こと田中将大投手だったらもっと盛り上がっていたでしょうな。

１回裏

無数のフラッシュが炊かれる中、いきなり注目の対決
坂本、２−０から体勢を崩されながらもレフト前ヒット、
松本２−３から選んでフォアボール、
天谷セカンドゴロ併殺打、
新井の２球目にスピードガンが１５７k／ｈを計測、これは表示ミスでしょう。

ライト前タイムリーヒットでプロが先制。

亀井ファーストゴロでチェンジ

２回表

ピッチャーは大嶺祐太　千葉ロッテマリーンズ 背番号１

若松、追い込まれ当てにいくが三振。
越前同じく追い込まれカットしようとするが空振り三振
荒木見逃し三球三振。

大嶺は角度のある速球とキレの良いカーブで
シーズン中でも見られないような３者三振の快投。

２回裏

ピッチャーは東海大の乾真大　背番号１４。

田中フォアボール
岡田変化球で三振
中田の２球目に田中が盗塁成功、３球目はあわや天井に届くかと言う大ファール
打撃結果はショートゴロで田中三進、
銀仁朗三振

３回表

ピッチャーは埼玉西武ライオンズの平野将光　背番号１９。

萩原３球目をセンター前ヒット
小川初球を送りバント、プロのボールを１発で決めるとは凄い。
林崎はヒット性の当たりを放つが、
浅く守っていたセンターの松本が捕球。
伊志嶺空振り三球三振。

３回裏

ピッチャーは中央大の沢村択一 背番号１６。

坂本見逃し三振
松本ショートゴロ。
しかし緊張しているのか、マウンドの沢村はやけに落ち着きが無い。
天谷の打球はセカンドへ、
第一打席の併殺が悔しかったのか必死に走り内野安打。
新井の３球目に天谷が盗塁を敢行するが失敗。


４回表

この回のピッチャーは選抜理由が「苗字が侍ジャパン向きだから」かどうかは
分かりませんが読売ジャイアンツの金刃憲人　背番号２８。

フォームがバッターに背中を見せるようなトルネード投法に。

多木１−３からピッチャーゴロ
土生三振
若松２−２から三振。

４回裏
ピッチャーは亜細亜大の東浜巨（なお）背番号１７
左足の上げ方が独特でバッターは慣れるまでタイミングが取り辛そう。
キャッチャーも同志社大の小林誠司に交代。

新井自信を持って見送り、フォアボール
代走に広島東洋カープの小窪哲也
亀井レフトフライ
田中の３球目に小窪が盗塁失敗、田中も空振り三振。


５回表
ピッチャーは福岡ソフトバンクホークスの久米勇紀　背番号３９。

越前ヒット性の当たりを天谷が好捕。
荒木との明大先輩後輩対決はピッチャーゴロで久米の勝ち。
萩原ファーストゴロ

５回裏
ピッチャーは左のサイドハンド・近畿大学の中後（なかうしろ）悠平　背番号２０。


岡田ショートゴロ
中田フェンスまで達する長打性の左中間へのヒット。
しかしゆうゆう２塁まで行ける当たりにも関わらず中田は１塁でストップ場内もどよめく。
銀仁朗ライト前ヒット。
２塁を周った中田が一瞬躊躇してから三塁に向かった為、
余裕を持ってタッチアウト。
またもやスタンドから失笑を浴びる。
坂本三振で無得点で終わる。

６回表

ピッチャーはこの回も福岡ソフトバンクの大隣憲司
背番号は金刃が２８を着けているので２０。

天谷がライトに回り、亀井はファースト、
大和 阪神タイガース背番号６６がセカンドに入り
大崎雄太朗 埼玉西武ライオンズ 背番号０がレフト。

小林内野と外野の間に落ちるヒット
林崎あわやヒットかと思う送りバント
伊志嶺ピッチャー強襲内野安打
多木の掬い上げた打球はショートとレフトの間に上がり、
坂本が惜しくも捕球出来ずタイムリーヒットとなり同点。

土生デッドボールで、ワンアウト満塁。
若松との近大対決はキャチャーファウルフライ、
越前ファーストフライ。


６回裏

ピッチャーは早大の大石達也 背番号１５
ショートには阿部俊人 東北福祉大　背番号５
松本２−３と粘ったがセンターフライ
天谷空振り三振
小窪高目の球をセンター前ヒット
亀井大振りし三振。


７回表

ピッチャーは千葉ロッテマリーンズの唐川侑己
背番号は平野が１９を着けているので１７。

荒木ショート内野安打、坂本がジャンピングスローを見せるが及ばず。
萩原の３球目に盗塁失敗
萩原三振

代打の杉山翔大　早稲田大 背番号２７はセンターフライ。

７回裏

ピッチャーは明治大学の野村祐輔　背番号 １９
代打の杉山がそのまま入りキャッチャー

レフト田中宗一郎 立教大 背番号２３
サード岡崎啓介 立教大 背番号１２
セカンド小野紘明 亜細亜大 背番号７

大和センター前ヒット 大崎の２球目に盗塁成功
大崎大きなスイングで２−２から三振
中田フォアボール
銀仁朗の初球にキャッチャーパスボール、２−２から三振。
坂本初球を打ちピッチャーゴロ。

８回表

ピッチャーは
東京ヤクルトスワローズの由規　背番号は山口に１１を譲り今日は２１
キャッチャーに嶋基宏 東北楽天ゴールデンイーグルス 背番号３７

小野　セカンドゴロ
伊志嶺セカンドゴロ
阿部レフトファウルフライ

８回裏

ピッチャーは西嶋一記　明治大学　背番号２１

松本　フォアボール
天谷　センター前ヒット、天谷は出場選手中唯一の２安打

西嶋は打者２人、アウトをとれずに降板
原監督の甥、東海大学の菅野智之　背番号１１に交代。

小窪　センターフライ
亀井が三塁ファウルフライに倒れた所で
高田監督は大和に代え取って置きの
侍ジャパンの代打の切り札？千葉ロッテマリーンズの根元俊一 背番号３２を起用。

しかし根元は三振でプロ勝ち越しならず。

９回表

代打した根元がそのまま入りセカンド
ピッチャーは山口 俊　横浜ベイスターズ 背番号１１

田中ショートゴロ
若松ライトファウルフライ
越前　ファーストゴロ

９回裏

大崎サードゴロ
中田三振

９番の嶋が打席に入ろうとすると
「１番ショート坂本」の場内アナウンス。

何と、嶋はウグイス嬢さんに打順を飛ばされてしまいました。
交替選手が多かった試合ももうすぐ終了するので気が抜けたのでしょうか。
球審の桑原さんがウグイス嬢にアウトを宣告したら笑えたのですが。

オーロラビジョンに映った嶋本人も苦笑いでした。
嶋は「俺を忘れるな！」と言わんばかりにライト前にヒットを放ち存在を示す。
代走に岩崎恭平 中日ドラゴンズ。 背番号はドラゴンズで着けている３７は嶋が使っているので１３
サヨナラヒットの期待が掛かる坂本でしたがサードゴロで試合終了

試合時間：2時間33分　観衆：41025人

大学は３番土生，４番若松、５番越前の中軸に合計１０打数ノーヒットと当たりが出ず１点に留まりました（チーム全体では５安打）。
予想していた事ですが、プロも大学生が１イニング限定で飛ばして投げるとなかなか打てないものです（合計９安打）。

それでも試合はプロが勝つだろうと思いましたけどね。

しかしプロと大学の選抜チームが対戦すると言う意義深い試合でした。
来年以降もこういう試みは継続していって欲しいものです。

試合終了時のスコアボードとグラウンド。

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