選手名鑑から見た
「好きなタレント、理想のタイプ」集計
(2001年度版)
(ふさ千明)
順位 | 名前 | 票数 |
1位 | 矢田亜希子 | 15票 |
2位 | 広末涼子 | 14票 |
3位 | 松嶋菜々子 | 13票 |
4位 | 鈴木あみ | 10票 |
5位 | 中山美穂・優香 | 9票 |
7位 | 浜崎あゆみ | 8票 |
8位 | 藤原紀香・山口智子・加藤あい | 7票 |
11位 | 菅野美穂 | 6票 |
12位 | 和久井映美・小泉今日子・鈴木京香 | 5票 |
15位 | 内田有紀・水野美紀・森高千里・奥菜恵 | 4票 |
19位 | 高島礼子・山口もえ・鈴木保奈美・木村佳乃・畑野浩子 ・hitomi・本上まなみ・酒井法子・深田恭子 |
3票 |
28位 | 飯島直子・稲森いずみ・さとう珠緒・中谷美紀・黒木瞳 ・新山千春・水野真紀・内山理名・西山薫子・大石恵 |
2票 |
※1票は省略
以上は「週刊ベースボール」2/26号「2001年プロ野球全選手写真名鑑」より集計したものである。プライベートなことでもあり、成績ならばともかくこういう点に関してとやかく言われるのは選手にとってあまり好ましくないことかも知れないが、開幕前の退屈しのぎと言うことでご寛恕願いたい。
まずは、個々に印象的な名前を取り上げてみることにしよう。
1位の矢田亜希子はスタートのジャイアンツでは1名もおらず出足で遅れをとったものの、他球団の選手からは幅広く支持を集め見事トップに輝いた。しかし申し訳ないが私は寡聞にしてどのような人だかいっこうに存じず、集計中困惑してしまった。
8位の加藤あいは7票中4票をベイスターズから集めており、一応ベイスターズファンと言うことになっている佐藤藍子が一人もいないのは、あくまで個人の好みの問題だとはいえいささかさみしくはないだろうか。
また、19位の深田恭子は3票中2票がマリーンズの選手からであり、これは前年のバレンタインデーに送ったビデオメールが功を奏したものと思われる。
同じく19位の西山薫子だが、一説にはカープの捕手西山の奥さんともいわれているものの、定かではない。
しかし真髄はここには現れない1票のみの珍回答にこそあろう。
ドラゴンズの中澤忠厚内野手は、勘違いなのであろうか取り違いであろうか明石家さんまと書いている。「好きなタレント」として間違いではないのだろうが…。
カープの長谷川昌幸投手の場合は同様のパターンで木村拓哉と書いており、一見同僚選手の「木村拓也」と見まごう。もしかして勘違いではなく本気なのかも知れないと深読みすらしてしまう。
岩下志麻と書いたドラゴンズ大西崇之外野手は、ヤクルトの両外国人と話が合うかも知れないなぁ、などと考えてしまう。
そして、今年はいつぞやの観戦記で書いた「三勇士」がすべて鞍替えしていたのがちと残念だった。
ジャイアンツ福井敬治内野手は「天才卓球少女福原愛ちゃんのファン」から藤原紀香に。カープ金本知憲外野手は峰不二子から西山薫子に。同じくカープの森笠繁外野手は藤崎詩織(ときメモ)から記述無しに。実に惜しまれる。
代わりに、と言ってしまっては語弊があるが、カープの田村恵捕手が「ドラえもんのしずかちゃん」と書いている。もしかしてカープは持ち回りでこういう内容にしているのかも知れないと勘ぐってしまう。
バファローズのユウキ投手は木佐彩子と書いており、オープン戦でヤクルト石井一久投手と投げ合ったりするとヤジが飛びそうで楽しみである。
ホークスは全体的な傾向として、タレントの個人名を挙げず具体的なタイプを挙げている選手が多い。もしかしてこれをアピールの一環と考えているのかも知れない。
眺めてニヤリとするだけでは飽きたらずこんな表にまでしてしまったが、こんなところからも選手の一側面を垣間見ることは楽しみ方からすればいささか邪道であるかも知れないが、新たな発見によって選手への興味が深まるかも知れず、同時にヤジの材料としても活用できそうである。いかがだろうか。