剛志しっかりしなさい!〜第2話

(東京都・かねこ たつや)

第1話へ

「みんなが注目してくれるからFAしてみました」by新庄。

さすがにそんなことは言うハズないんだけど、多分本人そう思っているハズ。だって彼は目立ちたがり屋さんだから。断言しちゃった。ジャンプしたり、赤いリストバンドしたり、センスがないからやめるといってみたり、変な車乗ったり…ねえ。

そんな新庄も今年(2000年)はよくやったね。チーム事情から(単に戦力不足ともいう)4番を任されてある程度数字残して。前後を打つ人達がしょぼかったから彼にマーク集まったハズ。それでこの数字(打率.2778、本塁打28、打点85、盗塁15)だから。ま、合格でしょ。

話は変わって、今手元に「まんがパロ野球ニュース 97年4月号」があります。もうこのタイトルだけで懐かしさ一杯なのですが、この号は「タイガース大特集号」だったりします。そして表紙はもちろん新庄。笑顔の。さらに巻頭インタビュー。で、その中から面白そうな話はないかと思い、以下に勝手に抜粋します。

「まぁ、焦らせてるからいいんじゃないですか(笑)。でもこれで結果を出せば、スーパースターじゃないですか」〜阪神ファンは、今まで期待と歯がゆさをもってずっと見てきたのでは? の様な問いに対しての答え。なんだかもう…。

「下半身のウエートトレあんまりやらなかったんです。下半身が太くなると、野球選手っぽいから(笑)」(ウエートトレは野球のためではなく、いい体、逆三角形になってカッコよくなりたいと言った続き)〜アハハ、そーなの。

「だから、気持ちとしては、打率5割とか4割とか……、メチャ真剣にやったらそのくらい残せるんじゃないかって思うんですよ」(今年は今までと違い、1打席1打席集中してやっているので、自分でもどのくらいの結果が残せるかわからない。こんなに野球に集中したことがないですから。そんな感じのコメントに次いで)〜ああ、スゴイな「5割とか4割」って。「4割とか5割」じゃないのか。減るのか。

次はYES・NOで答える質問から。

茶髪禁止令なんでバカげてる→YES ああ、そうですか。97年ですから、ね。

阪神の監督が野村監督じゃなくてよかった→NO だ、そうです。よかった。

データより感覚で打つタイプだ→YES だろうなあ。

2年後は1億円プレーヤーだ→YES 残念。でも今年いくか?

阪神というチームに愛着がある→YES さて、どうなる新庄の行方。

なワケで、3年前の新庄はこんなカンジでした。はて、今と変わっているのか? よくわかりません。まあなにがどうあれ新庄が来年(2001年)も面白く活躍してくれることを願います。

<第3話につづく?>

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