現代ユニコーンズ
イースタン教育リーグ参加全試合観戦記

(2001年3月6日〜13日)

(東京都・むさし)

@対ロッテ   A対ヤクルト   B対湘南   C対西   D対巨人   E対日本ハム   F対巨人

第1戦 3月6日・対ロッテ(ロッテ浦和球場)

韓国プロ野球の現代ユニコーンズが来日して、イースタン教育リーグに参戦するという。ちなみに今回のシリーズは、現代のエースだった鄭ミンテ投手が巨人に入団したことにより実現するはこびとなったらしい。

当初は巨人と1試合行なうだけかと思っていたら、イースタン全6球団と計7試合対戦することになった。これは是非観に行きたい。ということで思い切って全7試合を観に行くことにした。

さて、その第1戦はロッテ浦和球場。埼京線に乗って11時すぎに武蔵浦和へ。線路沿いに歩くこと10数分、球場には11時半ちょっと前に到着。グラウンドでは現代の打撃練習が行われているところだった。

現代のユニフォームを見ると、白を基調に緑と黄色が使われている。これはたぶんホーム用であろう。なんとなくオークランド・アスレティックスに雰囲気が似ている。また帽子は前面に「2000 Champions Korean Sries」と書かれているものを被っていた。

ホーム用ユニフォーム 2000Champions帽

一塁側ベンチ横には来日を歓迎する横断幕が貼られていて、そこには「歓迎 2000年韓国プロ野球優勝チーム 現代Unicorns 東京キャンプ」と書かれていた。「東京キャンプ」とは今回の来日シリーズを指すようで、実際のスプリングキャンプはアメリカでやっていたらしい。

この球場は、ビジター側が一塁側に陣取るのだが、そのベンチ裏では現代の選手にサインを貰っているファンがいた。しかも韓国の野球カードを差し出している。どこでそんなものを手に入れるのだろう。どこにもコアなマニアがいるものだ(笑)。


サインを貰うファン

グラウンドではこの日練習に来ていたロッテのミンチーが、現代の外国人選手と何やら雑談をしていた。知り合いなのだろうか? また、黒木も練習のためグラウンドに姿を見せていた。


ブルペンで練習をするミンチー

さて、試合は12時半プレイボール。先発投手はロッテ・後藤、現代は背番号30の右ピッチャー(この球場のスコアボードには選手名表示が無いので名前がわからない)。なお、審判員に関してはアナウンスが無かったが、4人ともパ・リーグの審判員が務めていた。


スコアボードには選手名の表示は無い

2回裏、ロッテは2死満塁から9番のルーキー青野が左中間フェンスを直撃する二塁打で3点を先制する。そして3回裏には4番早川がレフトへソロホームラン。

一方現代は、4回表にようやく先頭打者に初安打が出るが、続く打者が併殺打。6回表にもロッテ3番手礒から、先頭打者がヒットを放つが後続なし。

ロッテは6回裏に7番澤井がライトへソロホームラン。そして7回裏には、2死3塁から6番信原の投手強襲安打で6点目をあげ一方的な展開になる。

9回表現代は、ロッテ5番手川俣から1死後、サードゴロエラーとヒットでこの試合で初めて走者を2塁に進めるが、ここで3、4番打者が凡退。結局4安打散発で来日第1戦は完敗に終わった。

観客は約200人。なお、一塁側ダッグアウト上にビデオカメラが設置されていた。当初は韓国からの取材かと思ったがカメラマンは日本人だった。一体何に使うのだろうか。

現代  
ロッテ  

第2戦・対ヤクルトへ

inserted by FC2 system