現代ユニコーンズ
イースタン教育リーグ参加全試合観戦記

(2001年3月6日〜13日)

(東京都・むさし)

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第7戦 3月13日・対巨人(ジャイアンツ球場)

さていよいよ最終戦である。今日のジャイアンツ球場は自宅からわりと近い。30分ほどで最寄り駅の京王よみうりランドに到着。今日は京王閣競輪があるようで、車内には新聞をかかえたオッサンがいっぱい乗っていた。

駅前にあるほぼ唯一と言っていい商店の「am.pm」で昼食を購入。そして300段以上ある階段をエッチラオッチラ登ってジャイアンツ球場へ。なお、よみうりランド行きのゴンドラは、この日強風のため運行を休止していた。ということは遊園地に行く人もこの階段を登るハメになったということか。そりゃご苦労なことだ。


ジャイアンツ球場への長い坂
(この8日後に「巨人への道」と命名された)

試合開始の50分前には早くもスタメンの発表。この球場もスコアボードに選手名が表示されないので、メモを取りながらアナウンスを聞く。先発ピッチャーは巨人が「田村コピー」こと谷。現代はイム・ソンドン。前日は欠場した現代の外国人打者2人も今日はスタメンに名を連ねていた。ちなみにチーム名は「現代」ではなく「ユニコーンズ」とアナウンスしていた。

スタメンをメモしたら試合開始まで特にすることもないので、とりあえずトイレへ行っておく。トイレの中には「読売租○ン軍」「ホ○○イ良伸」などの落書きが書かれていた。トイレに限らず、この球場(及びその周辺)には落書きがとても多い。

なお、三塁側にあるトイレは「大用」が1個しかなく、私が入っていると何やら外で韓国語が聞こえた。用を足して個室を出たら、外で現代の選手が待っていた。どうやら選手と共同使用になっているらしい。

トイレを済まし席へ戻る。するとネット裏三塁寄りのベンチに見たことのある男の姿が。なんとそれは「借金取り」だった。前日の鎌ケ谷には来なかったのにジャイアンツ球場に姿を現すとは?! まさか京王閣と間違えたんじゃないだろうな(笑)。


「借金取り」登場

さて、12時半にプレイボール。現代はビジター用ユニフォームの着用。審判はセ・リーグが担当。なお、試合前に「今日は7イニングで終了」という旨のアナウンスがある。そんなに急いで韓国へ帰るのか。

1回表、現代は2死1、2塁から前日ホームランを打っている5番シン・ゾンスがセンターオーバーの二塁打を放ち2点を先制する。

一方巨人は、イム・ソンドンの前に5番高野が内野安打を放つのみで、あとは全く走者を出せない。3回裏などは三者三振だ。そして現代も4回表、5回表と続けて1死1、3塁とするが得点を奪えない。

5回裏、現代はピッチャーを左腕のキム・ミンバムに交代。これで流れは巨人に傾く。2死1、2塁から9番加藤が左中間にヒットを放ちまず1点。なおも1、3塁から続く1番佐々木が右中間に三塁打を放ち3対2と逆転をした。そして続く6回裏にも高野のタイムリーヒットでもう1点追加。

7回表、現代は先頭の7番パク・ジンマンがセンター前ヒットで出るも、続く8番・代打イ・リョンスのセンター前に落ちそうな打球を十川がスライディングキャッチ。そして後続もなく、そのまま4対2で試合終了。現代は最終戦を飾ることは出来なかった。

今日の観衆は約150人。これで現代は2勝4敗1分で来日全日程を終了。なお記念撮影は、巨人とは東京ドームで既に行なっていたためこの日には行われなかった。

現代関係者以外で全7試合を観戦したのは、たぶん私だけだろう。ひょっとして現代の選手に顔を覚えられてしまったかもしれない(笑)。


グラウンドから引き上げる現代ナイン

現代  
巨人  

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